訪問介護のための医療的ケア実践ガイド [ セントケア・ホールディング株式会社 ]
今回は「重度訪問介護」についてお話していきます。
重度訪問介護をご存じですか?私は知りませんでした。
・重度訪問介護ってどんな仕事?
・どんな人が対象?
・働くにはどんな資格が必要?
・重度訪問介護ってどんな仕事?
ヘルパーが利用する方お宅へ訪問し、身体介護や生活全般におけるケアや支援を行う介護のサービスです。訪問介護との違いは、このケアに医療ケアや見守りがサービス内容に含まれていることです。また長時間の勤務になります。
・どんな人が対象?
重度の肢体不自由や重度の知的障害もしくは精神障害がある方で常に介護を必要をする方とされています。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの難病を患われている方や脊髄損傷、重度心身障害など様々な疾患の方が利用されています。
経管栄養や喀痰吸引と言った医療的ケアが必要な方が多いです。
・働くにはどんな資格が必要?
①居宅訪問介護従事者の資格要件を満たすもの
介護福祉士、看護師、准看護師、実務者研修修了者、介護職員基礎研修修了者、居宅介護従事者養成研修(訪問介護員養成研修)1級過程修了者、居宅介護職員初任者研修(介護職員初任者研修)修了者、障害者居宅介護従事者基礎研修(訪問介護員養成研修3級過程)
②重度訪問介護従事者養成研修(基礎課程・追加過程・統合過程)修了者。
看護師の資格があれば重度訪問介護のお仕事ができます!
私が②の重度訪問介護従事者研修を受けた時、なんで看護師資格があるのに参加したのかよく聞かれました。そうなんです、看護師資格があれば働けるので必要ないんですけど…それについてはまた別の機会にお話しします。
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最後までお読みいただきありがとうございました。